食品業界・メーカーとは?売上規模/平均年収ランキング一覧|就活中の大学生に人気のある就職先企業

 

食品業界に興味があるものの、食品業界の事は正直詳しく理解していない人。

 

どのような企業があり、その中での職種や仕事内容などを実は知らない方。

 

売上高が高い会社はどんな感じなの?平均年収は高いの低いの?

 

等など、食品業界の就職や転職活動に役立つ情報をご紹介します。

 

就活生から人気がある食品業界・メーカーで内定を得たい人は必見です。

目次

 

【1】食品業界・メーカーとは?

 

【2】一次・二次・3次加工食品の違いとは?

 

【3】食品業界・メーカー 売上規模/平均年収ランキング一覧

 

【4】近年の食品業界・メーカーの動向や特徴と就職活動について

 

【5】業界研究や企業選びが思うように進まない方へ。就職相談が可能な場所

 

以下、3万人以上の就職・転職支援をしてきた就活支援フリースペース『就プラ』が、四季報や有価証券報告書、就活生や企業の人事採用責任者などから入手した情報をもとに徹底解説します!(新卒向けの情報が多いですが、20代の転職者の方に必要な情報も盛り込ませて頂いております)

【1】食品業界・メーカーとは?

 

食品業界とは、調味料や水産、冷凍食品、乳製品、ハム・ソーセージ、製粉、パスタ、即席麺、パン、菓子など食品の製造を手掛ける産業です。

 

一般的に食品業界としてイメージされるものは、パンやお菓子、ハム・ソーセージ、パスタ、ラーメンなどの食品を作るメーカーでしょう。少し難しい用語をつかうと『二次加工食品』『三次加工食品』メーカーなど言われています。

 

そして、植物油や醤油、酒類など農産物などを原材料を製造するメーカーは一次加工食品メーカーと言われます。

 

 

食品業界・メーカーを受験するのであれば、そんなに詳細までを理解しなくても大丈夫ですが、食品メーカーの中にはいくつか分類ががあることは理解しておいてください。

 

食品業界・メーカーは実は1~3次加工食品という形で、製造のフェーズによって分類があるんです。

例えば、カップラーメンを作ると考えた時に、主な材料で必要なのは小麦や醤油、塩、油などです。このげ原材料を製造するのが一次加工食品メーカー、それらを仕入れてカップラーメンにするのが二次、三次加工食品メーカーと考えましょう。

 

なお、一次~三次については、完全に分けられているわけではなく、一次加工食品メーカーが自社生産で二次加工食品を作っていることなどももちろんあります。

 

【2】一次・二次・3次加工食品の違いとは?

一次加工食品とは

農産物・畜産物を原料として、その特性を著しく変更することなく、物理的あるいは微生物的な処理・加工を行った食品を指します。

 

精米、味噌、醤油、植物油、精麦、原糖、缶・瓶詰果汁、酒類、漬物などがあります。

 

二次加工食品とは

一次加工で製造された業務用製品を複数利用し、更に手を加えた加工食品を指します。

 

製パン、精糖、製麺、糖化糖、マーガリン、マヨネーズ、ソース、ケチャップなどがあります。

 

三次加工食品とは

「調理加工済み食品」とも呼ばれるもので、一次~二次加工食品を組み合わせて、在来とは異なる形に加工した加工食品です。

 

【3】食品業界・メーカー 売上規模/平均年収ランキング一覧

就職・転職活動中の大学生、大学院生、短大生、専門学校生から人気があり、売上規模の高い会社をランキング形式で一覧としています。

 

売上高や平均年収の開示情報がある上場企業のみに限定させて頂きます。

 

業界・業種研究や職種研究にご活用ください。

 

就職希望者から人気があり、企業規模の大きな会社のランキング一覧です!売上高や平均年収の開示がある上場企業のみに限定しています。

売上高を基準とした食品業界・メーカーのランキング(2020.7月調べ)

順位 企業名 売上高

平均年収

1 日本たばこ産業 2.1兆円 855万円
アサヒグループホールディングス 2.0兆円 1250万円
3 キリンホールディングス 1.9兆円 894万円
4 サントリー食品インターナショナル 1.5兆円 1032万円
5 明治ホールディングス 1.2兆円 996万円
6 日本ハム 1.2兆円 857万円

7

味の素 1.1兆円 955万円
8 山崎製パン 1.0兆円 558万円
9 コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス 9,147億円 885万円
10 伊藤ハム米久ホールディングス 8,524億円 725万円
11 日清製粉グループ本社 7,121億円 865万円
12 雪印メグミルク 6,134億円 712万円
13 森永乳業 5,908億円 738万円
14 ニチレイ 5,848億円 711万円
15 キユーピー 5,457億円 600万円
16 サッポロホールディングス 4,918億円 759万円
17 伊藤園 4,833億円 565万円
18 日清食品ホールディングス 4,688億円 790万円
19 キッコーマン 4,686億円 796万円
20 プリマハム 4,180億円 719万円

参考:Ullet

 

平均年収を見る際の注意点としてホールディングスと書かれているところには注意してください。事業会社よりも金額が高いことが多いです。

ホールディングス(持株会社)の意味が分からない人はこちら ※ウィキペディア(Wikipedia)にリンクします

【4】近年の食品業界・メーカーの動向や特徴と就職活動について

業界規模 29.4兆円
伸び率 +1.9%
平均年収 620万円

 

食品業界・メーカーの動向や特徴としては、人口の減少など含む、国内の消費低迷などを背景に業績は微増傾向です。

 

とはいえ、人が生活をする上で必要不可欠な食に関わる産業であるため、大きく業界規模が縮小する不安定な業界でもないでしょう。

 

これは、スーパーやコンビニエンスストアなどの小売業とのPB(プライベートブランド)商品などが伸びているため、収益性が低下していることも原因の一つとして上げられます。(販売数は伸びますが、一般的に利益率は低いことが多いようです)

 

先行きが不透明の環境下において、業界内で買収や合併などが活発化しており、今後もこうした傾向は続くものとみられます。

 

人々の生活に必要不可欠な食品業界でも業績自体は多少厳しいようです。海外事業の拡大などが成長のカギになるでしょうね。

【5】業界研究や企業選びが思うように進まない方へ。就職相談が可能な場所

 

就プラは過去3万人以上が利用しており、利用者ん内定率は98%以上です。現役の人事採用担当者がアドバイザーとして実践的なサポートを提供しています。

 

『就プラ』は、就活カフェのようなイメージで活用することが出来ます。Wi-fiや電源(コンセント)の利用は可能ですので、ご自身のPCやスマーフォンの充電もなども可能です。

 

志望業界がなかなか決まらないというような就職相談から、効果的な業界研究の仕方、大手企業をお招きしての業界研究や会社説明会等など様々なコンテンツを準備しています。


また、就活対策セミナーや企業参画型のイベント時には、同じ目的を持った他大学の学生との情報交換や企業の人事担当者と交流の機会を得ることも可能です。

 

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当ページは、有価証券報告書、会社四季報EDINET厚生労働省の統計情報白書、などによって開示されたデータを引用し、ランキングしています。情報の正確さについては、万全を期しておりますが、情報の全てに関して保証するものではありません。最終的な確認は各自でお願い致します。