最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?【新卒採用/採用面接】

新卒枠の就職活動で、よく聞かれる『最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?』という質問に対しての返答はどうするの?

業界や規模問わず、多くの企業で質問される質問例です。

突然の質問に、『最近みた映画』とか『ドラマ』などと返答したところで共感は得られない可能性が高いでしょう…

では、どのように答えれば良いのか?

面接官や人事担当者に評価されるものが何なのか良くわからないので、効率的に考える方法を知りたいと思う人も多いのではないでしょうか?

答え方は自体は、そんなに難しくはなくて、まずは自分自身の過去の経験を思い出していくところからスタートします。

もちろん、単純に悔しかった、悲しかった事柄だけを話してもアピールに繋がるわけではありません。

当記事では、就活の面接試験やエントリーシート(ES)等でアピールする際に、人事採用担当者に刺さる(ウケが良い)回答例文、考える際のポイントやコツをご紹介しますので参考にしてください!

目次

【1】『最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?』の質問の意図

 

【2】『悲しい』『悔しい』等に直面した際は何が、なぜが大切!
 

【3】最上級に限定してくるところが一番難しいところ

 

【4】経験の中で成長させた、培った強みの使え方がわからない方は?

 

【5】『長所や強み』がない・わからないと悩む人へ

 

【6】『長所や強み』明確にするためには自己分析を徹底

 

【7】『悲しい』『悔しい』なことが明確になったら、あとはエピソードの整理のみ

 

【8】返答内容を考える際の基本構成/流れ

 

以下、3万人以上の就職・転職支援をしてきた就活支援フリースペース『就プラ』が就活生や企業の人事採用責任者などから入手した情報をもとに徹底解説します!(新卒向けの情報が多いですが、20代の転職者の方に必要な情報も盛り込ませて頂いております)

【1】『最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?』の質問の意図

 

『最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?』という質問をする企業側の面接官の意図は何なのでしょうか?

 

その時の面接の流れや、担当者の考え方によって、多少異なりがあるものの主に2つの目的があります。

 

意図とずれない返答をすることが大切ですので、なぜその質問をしてくるのかを確認していきましょう。

 

 

質問の意図

(1)応募者(貴方)は、どのようなことに悲しさや悔しさを感じるのか?価値観や感性、興味関心を把握することで、性格や特徴を理解したい

(2)その体験・経験の中での気づきや成長を知りたい(何を感じ、学び、何が活かされたのか、それがいまにどのようにつながっているのか?今後活かしていけるのかなどをチェックしたい。また取り組みの水準値も測りたい。

(3)そのエピソードを選択した意図や基準、その理由を面接官に簡潔、論理的に説明できるかを確かめたい

 

『悲しい・悔しい』と感じるものごとの性質を確認することで、貴方の価値観や性格、人としての特徴を知ろうとしています。

 

会社では、様々な価値観を持った人たちが、ビジョンや目標を実現するために、チームで力を合わせて仕事をしています。

 

就活生の皆さんが、社会人になった後に、周りの人達とどのように関わってくれるのか、その際に発揮される人柄や性格はどんなものなのか?

 

自社の組織風土や環境にきちんとマッチする人であるのかを確認したいと考えています。

『悲しい』『悔しい』事についても、自社で働いてもらった際に、仕事にギャップを覚えず、学生時代に感じたような苦しいけれども、歯を食いしばって継続した結果、やりがいを感じたような感覚を得ることが出来るのかなど、面接官はイメージしていきます。

 

新人の時は仕事が上手くいかないことも沢山あります。その時に、簡単にギブアップされては困ると考える人事担当者の心理も普通ですよね!?

 

【2】『悲しい』『悔しい』等に直面した際は何が、なぜが大切!

 

就活のアピールに限ったことではなく、人生や学生生活で、『悲しい』『悔しい』思いをした経験は、貴方の人格形成などの大きな影響を及ぼしていることが多く、大半の企業が興味を持って、質問をしてくる項目です。

 

その出来事の何が大変であったのか、具体的に何が悲しかったのか、悔しかったのかを面接官に対して説明出来るようにしてください。

 

具体的にどのように、その時の状況を乗り越えて行ったのかが大切です。

 

そのエピソードの目的や目標から具体的なプロセスの部分まで話が出来れば、悔しさや悲しい気持ちになった当時の状況やそこから得られたことを面接官に伝えられるはずです!

 

感情が揺れ動いた背景、当時の状況、どのような行動をすることが出来たのかが大切なポイントです!

【3】最上級に限定してくるところが一番難しいところ

「人生で最も悔しかったこと』『一番悲しかったことは何か?』という質問は、最も、一番、特に、一つだけ、など最上級のものを答えて下さいと指定を受けます。

 

その期間や時期などを限定されないことで、より回答が難しくなります。

 

人生最大のと言われても、正直わからない…という人は、以下の手順とポイントでエピソードを絞ると良いかも知れません。

 

『悔しかった』・『悲しかった』と思った気持ちや感情の揺れ動きがあることは大前提で考えて欲しいのですが、まずは単純に悔しかった・悲しかったと思った出来事を最低5個、出来れば10個くらいを箇条書きでメモなどに記していってください。(すぐ忘れますから頭の中だけで考えるのはダメです…)

そのあとが大切です!

 

以下のポイントを意識して経験を絞り込んでいきましょう。

 

 

エピソードを絞り込むポイント

(1)自ら目的意識を持って行動したこと、目標などに向かって創意工夫をした経験を出来れば選ぶ。

(2)なぜその取り組みをしようと思ったのか、しっかりとした選択理由があるものを可能な限りチョイスする。何が悔しく、悲しいものであったのかも明確に。

(3)体験を通じて自己成長につながったもの、学びがあったものも優先的に。

(4)その経験を通じて得たものが社会でも、その会社でも活かせるものなのかもしっかり考えよう。

 

上記をすべて満たす必要はありませんが、悲しい・悔しいと感じた状況にどのように向き合い、それをどう克服していったのかが大切です。

 

経験を通じて、どんなに立派な気づきがあっても、主体的な行動がそこに無ければ、評価には繋がりにくいかも知れません。(絶対にダメなわけではありません)

 

悲しい・悔しい経験に同情してもらってもなんの意味もありません。その取り組み姿勢や得たことを伝えるようにしてきましょう。

【4】経験の中で成長させた、培った強みの使え方がわからない方は?

過去の経験やエピソードまでは、絞り込みが出来てきた。

 

でも、その中で発揮をされた『長所や強み』、『自分の特徴』などが言葉に出来ない人、言語化に悩む人も多いでしょう。

 

以下、就活の中で良く表現される、企業側も評価をすることが多い、キーワードをご紹介しますので、参考にしてください!

 

『長所や強み』、『自分の特徴』を特定することが、「人生で一番辛かったこと、最も大変だったことは何か?」の回答をする上では必要不可欠です。

 

以下は『長所や強み』として一般的に上げられるものを参考までにご紹介します!

明るい、諦めない、諦めが悪い、思いやり、落ち着いている、観察力、完璧主義、気配り、几帳面、聞き上手、協調性、計画性、継続力、傾聴力、健康、行動力、向上心、コミュニケーション能力、慎重、柔軟性、集中力、責任感、素直、正確性、チャレンジ精神、調整力、適応力、提案力、努力家、話やすい、忍耐力、粘り強さ、ポジティブ、真面目、負けず嫌い、リーダーシップ、臨機応変、冷静

 

長所にするには、上記の特徴に対して、「ある」、「高い」、「長けている」等をつけ添えれば良いでしょうね!

 

【5】『長所や強み』がない・わからないと悩む人へ

先に説明した通り、『最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?』を説明する上では、自分自身の『長所や強み』まで落とし込むことが大切であることはご理解頂けたでしょう。

 

でも、『長所や強み』に自信が持てない、これ位では評価されないと悩む人もいらしゃるかも知れません。

 

でも、心配しないでください。企業側もそんな高水準のものは求めておりません。

 

『長所や強み』がないという人は、他の人と比較をして、自信がない、目立っていないからアピールにならないと思い込んでいるだけです!

 

とてつもなく高い水準のものではないといけないと勝手に思い込みがちですが、実際のところ就活生の大半の方が同じような水準の話をしています。

 

大切なことは、具体的なエピソードを交え、自分自身の中である程度自信がある特徴を、あなたのことを知らない第三者へ伝えるための表現上の工夫をすることです。

 

ハイレベルの長所・短所ではないといけないと思いこむ必要はありません。正直、みなさん同水準のいたって普通の話をしています!

【6】『長所や強み』明確にするためには自己分析を徹底

『最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?』回答内容をつくるためには、しっかりと自己分析をしていきましょう!

なぜならば、自分自身の経験の全体像を整理し、企業から評価されるエピソードにして行くためには、『長所や強み』を明確にしておくことは必要不可欠です。

 

それでは、『長所や強み』を明確にするためには、何を考えておけばよいのでしょうか。その際には、以下の2つの準備をすると良いでしょう!

 

(1)自己分析を通じて、自分自身の強みや長所を把握する
(2)強みや長所がどのような状況において発揮しているのかを考える

 

ペンを片手にノートに書き出していくことももちろん必要ですが、面倒だと思う人は就職ナビサイトやアプリ等の自己分析ツールを活用することなどでも、強みや弱みの把握が出来るはずです。必死に考えても割と思いつかないものです…。

 

自分の強みや長所がわからない、思いつかないという人は自己分析ツールなどを活用すると簡単に把握できます!

【7】『悲しい』『悔しい』なことが明確になったら、あとはエピソードの整理のみ

「長所や強み」が整理出来れば、あとは回答内容を考えるだけです。

 

繰り返しになりますが、『受験企業の求める価値観や感性であること』、『その経験の中での創意工夫が伝えられること』、『学びや成長があること』、『本当にうれしかったと思えることで、感情を込めて話が出来ること』、この4点を満たしているエピソードを選び、全体構成や具体的な内容を考えていくようにしてください。

『最近一番悲しかったこと、人生で最も悔しかったと感じることは何か?』は、思うような成果が得られなかったことや、逆境に立ったこと。上手くいっていないことからの逆転劇になるため、ハイレベルの経験でなくても、皆さん自身が自信と誇りをもって話せるエピソードでしたら、きっと面接官の共感を得られるはずです。

 

繰り返しになりますが、超人気の大手企業を除きスーパーマンのような人材を採用しようとはしていません。

 

貴方の経験に引け目を感じず、きちんとした準備をした上でPRしていきましょう!

 

ハイレベルのものでなくても良いです。能動的に動けた経験の中で得た喜びをしっかりと伝えていってください!

【8】面接時の返答内容を考える際の基本構成/流れ

 

最後に、面接の際に話す内容を考える上でのヒントとして、基本的な構成や会話の流れを解説します。

 

 

基本構成/流れ

(1)『悲しかったこと』『悔しかったこと』が何なのか結論を先に述べる。

(2)具体的にエピソードを説明する。なぜ悔しい、悲しいと感じたのかも大切です。

(3)体験を通じて自己成長につながったもの、学びがあったものを説明する

(4)経験を通じて得たものが社会やその会社で、どのように活かせるのかを説明する(流れ的に無理が無ければで大丈夫です)

 

上記の流れが一般的なものとなります。参考にして、PR内容を考えてみてください!