関西地方の大学の就職先の差は?内定している企業は中小、大手どちらが多い

関西エリアの大学で内定している企業はどんなところ?企業は中小、大手どちらが多い?

東洋経済オンラインを見る限りでは知名度の高い企業にも沢山合格していすので、就活を成功させていきたいですね!

関西の大学の就活の実態や、新卒枠の就活を成功させるための支援先、既卒としての就活の厳しさ等を解説していきます。

また、20代など転職希望者が大手ランキング企業へリベンジするためのコツなども同時に解説していきます。

新卒の就職活動や第二新卒・既卒・フリーターなどの20代の就活・転職希望者向が隠れた優良企業と出会うための、ハウツー記事です。

目次

 

【1】ランキング上位の企業への内定率も参考に(東洋経済オンライン参照)

  

【2】合格しやすい中堅規模の会社などもしっかり受験

 

【3】中小企業は何社位あるの?

 

【4】中小企業の定義や中堅企業とは何か

 
【5】大手企業の大卒求人倍率は0.42倍(2020卒)という厳しい結果
 

【6】結局、どのように優良やホワイトな中堅・中小・ベンチャーを探すのか?

 

 

【7】職種や業界別の就職支援エージェント ランキング一覧

 

【8】それでも就職・転職活動が決まらない、上手くいかない方へ

 

【1】ランキング上位の企業への内定率も参考に(東洋経済オンライン)

 

次は、学歴フィルターの有無というような曖昧な観点ではなく、大手人気企業へのの入社実績を学歴や大学名別にみていきましょう。

 

以下は、東洋経済オンラインのデータの抜粋です。大手企業400社への就職者数等が確認できます。大手有名企業に入社できた人の割合等のようなイメージです。

注意点としては、回答数が少なかった東京大学と、慶応義塾大学はランキングから除外されているようです。

ランキングのTOP10は、国立・公立・一部の私立大学が目立ちしますね。毎年の傾向ですが、やはり理系・専門大学は強いです!

大手への入社実績を見ると、結構な違いがありますね。学生数もそれなりに多いため、人数とするとかなりの差があります…。

 

でも、こちらは学校層に関係なく、難しい企業ばかりですね。難しい企業もあるかも知れませんが、気にせずトライしていきましょう!

 

東洋経済オンライン:「有名企業への就職に強い大学」ランキング200

 

東洋経済オンラインのデータによると就職に強い大学で差がついていますね。また超大手と言われるようなところは、少し厳しい戦いになりそうです!

順位 大学名 400社実就職率
1位 東京工業大学 54.4%
2位 一橋大学 52.4%
3位 国際教養大学 42.9%
4位 電気通信大学 39.5%
5位 名古屋工業大学 38.7%
6位 東京理科大学 38.0%
7位 九州工業大学 37.4%
8位 豊田工業大学 37.4%
9位 早稲田大学 34.7%
10位 大阪大学 34.3%
17位 同志社大学 30.7%
20位 青山学院大学 29.1%
22位 明治大学 28.4%
26位 関西学院大学 25.6%
32位 立教大学 23.8%
36位 立命館大学 22.6%
37位 中央大学 21.4%
38位 法政大学 21.1%
39位 学習院大学 21.0%
43位 関西大学 19.4%
98位 甲南大学 9.9%
99位 近畿大学 9.9%
111位 日本大学 9.2%
115位 京都産業大学 8.9%
120位 東洋大学 8.7%
127位 龍谷大学 8.3%
150位 専修大学 7.0%
151位 駒澤大学 7.0%

 

就職に強い学校データなどを出している企業さんもあるのですね。参考になります!

【2】合格しやすい中堅規模の会社などもしっかり受験

 

就活を苦戦しないようにおすすめ企業はどれ位のレベルなのかも解説していきましょう。

東洋経済オンラインが調査したような人気企業は文理問わずどの学生にとってもチャレンジ企業と見たほうが良いでしょう…。

政府が出している成長企業の一覧やビジネス誌などがランキングを出すことがある、シェアNo1や福利厚生充実、ホワイト企業ランキング上位の企業等を積極的に受験していくことを当記事としてはおすすめします。

また、なかなか就職活動で結果で出ずに、既卒・フリーター等になってしまった人でも、就職が出来なくても人生終わりなんかではありません。

中小企業も選択肢にして、就職活動を進めていってください!(記事の後半では、就職エージェントや就活の進め方について解説しています)

また、学歴コンプレックを持つ第二新卒層の方は、20代の転職で今よりもキャリアアップを出来たらよいですね!

 

20代での中途枠での採用は、新卒の時の就職活動と比較すると、学歴よりも、仕事での実績やスキルを重視する傾向があるため、大手企業へのキャリアップの可能性も十分あります。

 

超大手への就職は多少厳しいところもありますが、準大手は十分可能です。また、超大手を狙うのでしたら20代でしっかりキャリアを積みましょう!

【3】中小企業は何社位あるの?

 

中小企業って?何社位あるの?

 

日本国内には会社が約400万社ありますが、そのうち大半は中小企業です。

 

割合にすると99%以上が中小企業という結果になります。

 

つまり、会社のうちの大半が中小企業です。

 

日本で働く人は約5000万人いますが、中小企業で働く人はそのうちの7割程度で、約3500万人程となっています。日本の経済を支えているのは中小企業といっても過言ではありません。

 

実は国内に企業の99%が中小です。労働者の7割以上は中小企業で働いているんです!

【4】中小企業の定義や中堅企業とは何か

 

そもそも中小企業の定義とはなんなのでしょうか?

 

中小企業庁の「中小企業・小規模企業者の定義」によると、資本金が少なく、従業員数が数十人~数百人の小さな会社です。(正確には業界に気になる方は、中小企業庁のページをご覧ください)

 

中小企業が大きくなったものの大企業ほどではない「中堅企業」などという呼び方をすることもあります。

 

明確な規定はありませんが、従業員数が1000人に満たない企業を「中堅・中小企業」とくくったりすることもあります。

 

【5】大手企業の大卒求人倍率は0.42倍(2020卒)という厳しい結果

 

新卒の就職活動は超売り手市場と言われていた2020年卒においても、大手人気企業の求人倍率は0.42倍という厳しい数値になっています。(全体では1.83倍)

 

過去5年で見ても0.4倍を下回るような数値となっており、コロナウイルスの影響を受けた今の時期の数値はこちらを大きく下回る数値になることが予想されます。

 

逆に、中小企業の求人倍率は8.62倍と難易度は低く、中小企業の中で優良企業を見極めて就職・転職活動をしていくことが就職活動成功のカギとなるでしょう。

 

『大企業は、売り手市場であったとしても求人倍率0.4倍程度です。コロナウイルスの影響がある今はより厳しい状況になるでしょう…。

【6】転職者の求人倍率から見た20代転職の大手企業の求人倍率の推測

 

既卒やフリーター、第二新卒など20代の就職・転職希望者の活動の難易度を数値的に考えていくために、求人倍率をご紹介します。

 

大手人材会社のdodaエージェントの転職求人倍率調査によると転職者の求人倍率は1.88倍となっています。

 

求人数、転職希望者数ともに1割ほど減少していますが、転職希望者の数と転職求人数の減少幅のほうが大きかったため、求人倍率は結果的に上昇しています。

 

1.88倍といういう数値は、一人に対して1.88社の求人があるということですので、企業選びと求人情報の入手方法に失敗がなければ転職自体は十分可能な数値となっています。

しかし、2020年4月は2.58倍程度であったものがコロナウイルスの影響を受け、大きく下がっており、当時のような売り手市場のマーケットではなくなっています…。

 

転職求人倍率

・2021年4月の求人倍率は1.88倍(前年同月比-0.08pt)

・求人数は前年同月比90.9%

・転職希望者数は前年同月比124.5%

 

以下は、dodaエージェントの転職求人倍率調査です。

 

【出典】転職求人倍率レポート(2021年4月)

 

しかし、全体の求人倍率が新卒よりも高いため、それに比例して大手企業の求人倍率が下がるかというと、残念ながらそうではない気がします。

 

大手企業に限らず、日系企業は受け入れや研修が容易な、新卒一括採用に力を入れているため、若年層の転職活動の間口が広いとは正直言いきれません。

 

新卒と変わらぬ、もしくはより厳しい数値になると考えておいたほうが良いでしょう。

 

大企業は、新卒一括採用の傾向が強いため、新卒採用のほうが入社し易い傾向があるように思えます。転職活動においても大手の求人倍率は0.3~0.4位の数値になると考えています。

【7】結局、どのように優良やホワイトな中堅・中小・ベンチャーを探すのか?

①四季報に掲載されている企業や各企業のHPへの問い合わせ

 

先に説明した通り、就職ナビサイトに掲載されている会社=優良企業というわけではありません。

 

就職四季報やニュース、経済誌、経済産業省が実施している『グローバルニッチトップ企業100選(新GNT企業100選)』等を確認して、自らHPへ問い合わせをしていきましょう。

 

求人を募集している確率は決して高くはありませんが、ライバルも少ないため、社員募集中の会社と出会うことが出来れば、優良企業に入社できる可能性が高まるはずです。

 

就活四季報の詳細説明はこちら
②就職・転職支援エージェントを活用してみる

 

就職・転職支援エージェントのビジネスモデルは、中小やベンチャー企業としては活用のメリットが実は高いのです。

 

エージェントのビジネスモデルは、求人募集は原則無料で、求職者が入社をした場合にマージンを支払うような形式になっています。1、2名を厳選して採用する際には、前払いのナビサイトではなく、リスクが少ないエージェントを活用する企業が増加しています。

 

『自分で見つけること』+『エージェントの活用』が優良の中堅企業やベンチャー企業を見つける近道です!

【8】職種や業界別の就職支援エージェント ランキング一覧

 

当記事は、新卒と20代転職支援の一部のエージェントについて解説しています。

お探しの条件にあわせて、条件別ランキングをご確認ください。

 

20代など若手の転職希望者から人気があるエージェントの評判や・口コミ一覧もおすすめです!

【9】それでも就職・転職活動が決まらない、上手くいかない方へ

 

先に、紹介した就職・転職支援エージェントに相談したり、ナビサイトから応募をしてもなかなか内定が得られなくて困っている方は、民間人材企業のサービスではなく、厚生労働省管轄の「ハローワーク」や「サポステ」などに相談に行ってみてください。

 

企業規模や完全週休二日制などが叶うかはわかりませんが、中小企業などであれば倍率もそんなに高くないとろもあるため、正社員として未経験で働けるところもあるかも知れません。

 

民間の人材企業が手掛けるサービスは求人広告の掲載料金もしくは人材紹介料がかかるため、中小企業はなかなか求人を出すことは出来ません。

 

「ハローワーク」は厚生労働省の管轄で、民間企業が運営するものでは無いため、企業側の求人掲載は全て無料です。

民間のナビサイトなどと違い無料であるため、倍率の低い中小企業の求人等があるかもしれません。