就職・転職活動で人気の事務職の求人倍率?年収は高い、低い?希望しても受からない・難しい理由はなぜなのか?

 

就職・転職活動において、女性からも男性からも非常に人気の高い事務職。

 

一言に事務職といっても、一般事務、営業事務、貿易事務、総務事務、人事事務、経理事務、広報事務、法務事務、秘書、学校事務、医療事務、歯科事務、調剤薬局事務、介護事務など様々な業界で事務職の仕事があります。

 

事務職の就職・転職活動は、なぜ受からない(受かりにくい)のかを求人倍率や、応募数、募集人数などの観点から解説を致します。

 

目次

【1】職種別の求人倍率一覧。事務職は倍率0.29倍と非常に高い結果に…

 

【2】大手人気企業(総合商社)の総合職と事務職の割合比較

 

【3】事務職の給与・平均年収は高い?安い? 職種別平均年収調査

 

【4】事務職としての就職・転職活動を成功させるにはエージェントの活用をおすすめ

 

【5】なかなか事務職としての就職・転職活動が決まらない・上手くいかない方へ

 

【1】職種別の求人倍率一覧。事務職は倍率0.29倍と非常に高い結果に…

大手の就職・転職ナビサイトdodaが調査した職種別の求人倍率を以下にご紹介します。

 

事務職は、元々の求人数が少ないことも影響しているのですが、職種の中でも常に上位を争う難関職種なのです。

 

営業系 2.23倍
企画・管理系 2.05倍
技術系(IT/通信) 10.71倍
技術系(電気/機械) 4.42倍
技術系(メディカル) 1.71倍
技術系(化学/食品) 1.26倍
技術系(建築/土木) 5.84倍
専門職 7.90倍
クリエイティブ系 1.56倍
販売/サービス系 1.18倍
事務職 0.29倍

事務職の求人倍率は「0.29」ととても高いのです。

簡単にお伝えすると10人事務職を探していたら3人弱の採用枠しかないということです。

未経験から正社員で事務職を目指すことは非常に難易度が高いため、正社員としての就職・転職活動を並行して、事務職の経験をきちんと積むことが出来る派遣社員としての就職・転職活動を一回挟んでから、正社員としての道を目指すことも一つの選択肢として考えても良いかと思います。

【2】大手人気企業(総合商社)の総合職と事務職の割合比較

 

就職・転職希望者からも根強い人気である総合商社を例にとって、総合職と事務職の割合を解説します。

 

三菱商事、伊藤忠商事、丸紅などの大手総合商社は、新卒採用だけで考えても、一年間で100名超の採用人数を採用しています。

 

しかし、その中で事務職の割合は10%を下回る人数なのです。10人程度差しか採用されない状況に何千名の方が応募するような状況になるのです。

 

なかなか受からない(難易度が高い)のはなぜなのか、その理由がわかりますよね。

 

総合商社の新卒採用 事務職の割合
三菱商事 全体130名/事務職7名/割合5% (2019年実績) 

伊藤忠商事 全体118名/事務職11名/割合7% (2019年実績)

丸紅 全体92名/事務職14名/割合13% (2019年実績) 

【3】事務職の給与・平均年収は高い?安い? 職種別平均年収調査

事務職への就職・転職はとても難しい状況であることはご理解いただけたかとは思うのですが、お給料や年収の面では恵まれているのでしょうか?

 

事務職は残業が少ない職場が多い反面、残業事態が少ないため残業代の上乗せも多くは望めません。年収は250~350万円というところも珍しくなく、勤続年数が長くても昇給や昇進がほとんど期待できないこともあります。

 

特に、総合職と一般職がわかれる職種別採用の場合、一般事務や営業事務は一般職となることが多く、キャリアアップは目指しにくい環境にあります。

 

職種分類 平均年収全体 男性 女性

専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)

574 614 485
企画/管理系 511 562 436
技術系(電気/電子/機械) 469 476 362
技術系(IT/通信) 457 476 393
営業系 440 465 377
技術系(建築/土木) 427 440 361
金融系専門職 410 573 348
技術系(メディカル/化学/食品) 409 444 365
クリエイティブ系 377 416 344
事務/アシスタント 329 386 314
販売/サービス系 328 356 297

事務職の平均年収は、300万円程度です。

月額の給料として考えると20~25万円弱程度でしょう。

【4】事務職としての就職・転職活動を成功させるにはエージェントの活用をおすすめ

転職支援(キャリア)エージェントとは、

専任のアドバイザーが転職・就職活動の始めから終わりまでを支援して頂けるサービスです。

非公開の求人情報の提供面接日程の調整などの企業への連絡等を代行して頂けるだけでなく、 年収交渉や入社後のポジション・仕事内容の確認、入社日の調整なども行って頂けるため、効率的に転職活動を進めることが出来ます。

 

当記事では、元々のテーマをずれてしまうため、就職・転職を検討中の方でおすすめの転職エージェントや人気のナビサイトを探したい方は、条件別ランキングをご確認ください。各サービスの特徴やランキング、口コミなどをもとにした情報を提供しています。

 

就職・転職活動を検討されている方は条件別ランキングをご確認ください。

【5】なかなか事務職としての就職・転職活動が決まらない・上手くいかない方へ

先に、紹介した就職・転職支援エージェントに相談したり、ナビサイトから応募をしてもなかなか内定が得られなくて困っている方は、民間人材企業のサービスではなく、厚生労働省管轄の「ハローワーク」や「サポステ」などに相談に行ってみてください。企業規模や完全週休二日制などが叶うかはわかりませんが、中小零細企業の事務職などであれば倍率もそんなに高くはないため、正社員として未経験でも事務職で働けるところもあるかも知れません。

 

民間の人材企業が手掛けるサービスは求人広告の掲載料金もしくは人材紹介料がかかるため、中小企業はなかなか求人を出すことは出来ません。

 

「ハローワーク」は厚生労働省の管轄で、民間企業が運営するものでは無いため、企業側の求人掲載は全て無料です。

民間のナビサイトなどと違い無料であるため、倍率の低い中小企業の事務職求人等があるかもしれません。