就活面接で、なぜその大学・学部・学科を選んだのか?この学校を選択した理由の答え方【採用面接対策】

新卒枠の就職活動の際に、人事採用担当者から聞かれることがある『この学校を選択した理由』『なぜその大学・学部・学科を選んだのか?』に対しての答え方はどうしたらよいとのでしょうか?

 

明確な理由があり、入学を決めた方であれば、ストレートにその理由を伝えれば特に問題ないしょう。

 

しかし、このページを閲覧頂いている皆さんは指定校推薦や、AO入試等で、『なんとなく選んだ』『今学んでいる学部・学科と、希望している職種の分野が全く違う』など、おそらく明確な理由がない、もしくは伝え方に悩んでいる方でしょうね。

 

当記事は、学校の進学理由や目的についてのベストな回答方法の仕方について解説します。

 

どう答えらたら良いのかわからない人は、最後までぜひご覧ください。

 

大学・大学院・短大・専門学校等でも考え方は同様ですので、大学生に限らず、役に立つ情報です。

 

学校選択の理由についての回答方法を解説していきます。

人事採用担当者や面接官が学校(大学・学部・学科)選んだ理由を聞く意図は?

まず初めに、人事採用担当者や面接官が、新卒採用面接の際に学校(大学・学部・学科)を選んだ理由を聞くのはなぜなのでしょうか?その意図について解説していきます。

 


■質問の意図

(1)目的や目標を掲げ、将来のことを考えながら、選択・行動をした経験があるか

(2)入学時の理由を確認することで、在籍している学校で学んでいる学問への取り組み姿勢を確認出来るため

(3)興味・関心の軸を確認することが出来るため

 

面接官によっては、そんなに深い意味はなく、アイスブレイクとして答えやすい質問をなんとなくしている人もいなくはありません。

 

しかし、一般的には上記のような意図があると考え、自分自身の返答内容を考えておくようにしましょう。

 

(1)については、過去の選択における動機(決定基準含む)が明確であるかを確認しています。

 

(2)は、過去の選択と現在の考えや姿勢が一致しているのか、変化してきている場合、なぜ変化をしたのかを確認することが多いです。

 

(3)については、学校の選択理由だけに関心があるわけではなく、将来に対しての結びつきを同時に確かめる場合が多いです。

 

この学問を、何かきっかけで、どんな目的を持ち、学ぶようになったのか?今後はそれをどのように活かしていこうと考えているのかなどの一貫性を問うようなイメージです。

 

入学した当時のことだけではなく、今の気持ち、将来に向けての結び付け方も確認しようとすることが多いです。

採用担当者・面接官から評価されやすい答え方のコツ/ポイント

 

次は、以下の3つの状態を例に出し、回答の仕方を解説していきます。

 

(1)自らの意思で、明確な目的を持って、学校選択をして来た人。そして、在学中から今もそれが変わらない人。

(2)明確な目的がないまま、なんとなく入学した人、今は講義や授業に対しての面白みや魅力を感じている人。

(3)今の学部と将来の方向性が変化してきた人。

 

上記に完全に当てはまらない人は、(1)~(3)までをすべて確認して、自分の状態に活かせそうなところを参考にしてください。

 

(1)入学時の選択基準が明確で、現在、未来も一貫している方

 

学校に入学した際から今に至るまで、今後の進路選択についても、明確な理由がある方は、自信を持って自分自身の考えをお伝え頂くだけで問題ないでしょうね。

 

回答例とアピールのテクニック例(工学部情報工学科など)
私が、現在の大学を選んだ理由は大きく2点あります。

1点目は、研究室の設備などが充実しており、自らが学びたいと考えていたAIに関する技術を追求する際に最適な環境であったこと。

2点目は、AI技術の研究分野で実績がある〇〇教授がいらっしゃるため、指導を受ける環境としても、高い水準での学びがあると考えたからです。

また、現在在籍している工学部の情報工学科を選択した理由についても簡潔にお伝えしますと、情報化社会が進み、IT技術の存在が世の中の生活様式や産業構造を大きく変化させるほどの価値を秘めていると考えたからです。私は、ITエンジニアとして、社会に新たな価値や利便性を提供していきたいと考え入学致しました。今は、研究を通じて、その想いがより一層強くなっております。

(2)なんとなく入学して、今は面白み魅力を感じている方

 

そんなに明確な目的や将来の目標がなく、なんとなく入学したという方も多いはずです。実際のところ、この状態の方の割合が多いように思えます。

 

ここでのポイントは、明確な目的がなかったことに、引け目を感じないことです。多くの方がこの状態ですから、なんとなく入学したけれども、『今の学部で勉強する中でこんな面白みを見つけることが出来た』と、いう風に今は充実しており、目的が出来たことを話をしていけば特に問題ないはずです。

 

回答例とアピールのテクニック例(商学部や経済学部など)
嘘をつけない性格であるため、正直にお話致します。

現在の大学に入学する際には、正直将来何がやりたいのかあまり明確ではありませんでした。

そのような状況で、学校の選択基準としては、全国各地から多様な価値観を持った方が集まる大規模大学であったこと、学部の選択基準は、広く世の中のことを学べて、学習する中で自分自身の将来の方向性を見つけられると感じたため、(商学部や経済学部)を選びました。

ですが、今は○○に対して非常に興味を持っているため、この学校を選んで、良かったと強く感じています。以上が私が今の学校や学部を選んだ理由となります。

あえて、明確な理由がなかったことを正直に話すことにより、誠実さや素直さを伝えられることもあります。

(3)今の学部と将来の方向性が変わってきた方

 

入学した学部の授業にあまり興味が持てず、選考とは全く異なる就職先を選択しようとしている人も少なくないでしょう。

 

文系の方などは将来との結び付けが難しいものです。特に、悩む人は理系で専門的な学問を学んでいるのに、全く異なる業界を志望している人でしょうね。

 

このケースに該当する方は、過去を否定するのではなく、今と未来にフォーカスをして、プラス思考の表現が出来るように意識するようにしてください。

 

回答例とアピールのテクニック例(文学部や法学部など)
現在の大学に入学する際は、弁護士など法律関係の仕事につきたいと考えており、法学部の中でも司法試験の合格率が高い現在の大学を選択しました。

また、ダブルスクールで専門学校に通うことも考えていたため、通学時間が短く、学習時間を確保できる環境であったことも大きな決め手になりました。

【過去と現在の方向性が変わった理由を確認された場合】
現在学んでいる法学部の学習には〇〇の点で面白みを感じてはいるのですが、大学2年次に、インターンシップへ参加した際に、○○業界の社会貢献性と将来性に強く惹かれるようになりました。その後、夏休みを利用して〇〇業界で2か月間のインターンシップに参加し、業界の実情や具体的な仕事内容を確認する中で、○○業界を就職先とすることに一切の迷いがなくなりました。以上のような経緯で進路を変更致しました。

最後に、避けたい理由をご紹介

 

最後に、避けたほうが良い回答例についても紹介します。

 

■避けたい回答例

・『親に進められた』『先生や先輩に進められた』
・『友人が同じ大学を希望していたから』

という自分の意思を感じない回答。

・有名な大学だったから
・家から近かったから
・入れるところがここしかなかったから

という学習意欲を感じない回答。

 

事実は上記のような理由であったとしても、もう少しもっともらしい理由を考えるようにしましょう…。