ハローワークとは?フリーターやニート、既卒者が就職・転職活動で活用するときは?

以下、3万人以上の就職・転職支援をしてきた就活支援フリースペース『就プラ』が就活生や企業の人事採用責任者などから入手した情報をもとに徹底解説します!フリーター・既卒・ニートの方などはぜひ最後までご覧ください。

ハローワークとは?

 

ハローワーク」とは、「国民に安定した雇用機会を確保すること」を目的として国(厚生労働省)が設置する行政機関です。(正式名所は、公共職業安定所)

 

略称を、職安(しょくあん)、愛称はハローワークと呼ばれています。

 

全国544か所に設置され、職業紹介・雇用保険・雇用対策についての相談や手続きを行っています。

 

フリーターやニート、既卒者など、働く場所を求める全ての国民、若者・女性・高齢者・障がい者などの就職・転職の実現を支援しています。

 

ハローワークの利点

 

国の就職支援機関であるため、全国各地に窓口があります。

 

もちろん、就職相談に関する費用は無料です。

 

フリーター、ニート、既卒者への支援に限らず、育児中の女性についてのサポートや新卒向けの就職支援なども地域によっては存在します。

 

・ハローワーク(公共職業安定所)
・マザーズハローワーク、マザーズコーナー
・新卒応援ハローワーク
・わかものハローワーク、わかもの支援コーナー、わかもの支援窓口
・外国人雇用サービスセンター
・ふるさとハローワーク
・農林漁業就職支援コーナー

ハローワークの利用方法

 

利用時間は、平日の8時30分から17時15分までです。(施設によっては19時まで)

 

一部の窓口では、土曜日でも10時から17時の間で利用可能です。施設により異なる為、事前に調べてから相談に行くようにしてください。

 

ハローワークの支援の特徴

 

まずは、ハローワークに訪れ、施設に置かれているPCで受験したい企業を自ら検索するところからスタートします。もちろん事前にインターネットで検索することも可能です。(ハローワークインタネットサービス

 

求人を見つけたあとは、窓口のスタッフと面談を行い、求人票で定める条件に合致してるかの確認を受けます。

 

親身にサポートしてくれるというよりは、事務的に必要事項を確認していく傾向が強いです。もちろん、スタッフにより支援スタイルに多少の差はあるものの、国が運営する施設の性質上、特定の方のみに支援レベルを高めたりすることは出来るはずがありません。(求人相談が出来る区役所、市役所のようなイメージです)

 

対応が事務的であることは、国の機関である以上仕方がなく、あくまで企業と求職者にとって中立的な立場を貫かれています。争いになった場合に消極的であるという点に留意する必要があるためです。

ハローワークの求人企業の特徴

 

まず、求人数は豊富です。求人数は、100万件以上と言われており、国内最大級といっても過言ではありません。その理由としては、求人を出す企業側は無料で利用することが出来るため、採用コストをかけずに人材を募集したい中小企業や自営業者などの求人が集まってきます。

 

例えば、飲食店や福祉施設、倉庫業務、タクシーやトラックの運転手、工場など、地元に密着した求人が多数存在します。

 

求人を出す際は、年齢制限や男女の制限などをすることが基本的には禁止であるため、大手企業等で実際には年齢層の希望があったり、専門性や資格などが求めれるような求人はあまり多くはありません。

 

そのような求人は、広告費用などをかけてでも、就職ナビサイトの運営会社や人材紹介会社に依頼することが一般的です。