【1】周りを巻き込んだ経験/周囲や人を巻き込む力を確認する意味・理由
【2】リーダーや中心人物でなければいけないのか…?
【3】人を巻き込んだ経験がない人は自分自身の行動を言い換える
【4】周りを巻き込んだ経験/周囲や人を巻き込む力の例文
採用試験の際に、人事採用担当者や面接官が『周りを巻き込んだ経験/周囲や人を巻き込む力』を確認する意味や理由はなぜなのでしょうか?
その質問があるまでの流れや面接官の考えにより、多少は異なるものの、基本的には「組織の中で発揮できるあなたの能力」を判断していることが大半です。
特に、周囲を巻き込む力は、リーダーや経営者など多くの人を引っ張っていく立場の人こそ必要な能力となります。
組織が成長していくためには、チームの先頭に立つものがリーダーシップを発揮し、周囲の人を認め鼓舞しながらも、思いを共有していく必要があります。
会社が掲げる高い目標を達成するためには、周囲を巻き込める力を有した人が必要なのです!
自分の役割を果たすために、何が必要だと考え、どのように行動したのか。それはチームの何の役にたったのか。
その経験を通じて何を学べたのか。等を意識して、自分自身がチームで働く状況になったときに、貢献できる人間なのかを相手にイメージさせるようにしてください。
周囲や人を巻き込む力は、リーダーや部長など役職者になった経験がなければいけないのでしょうか⁈
そんな経験を持っていないという人も多いでしょう。
よく就活生から質問や相談を受ける内容として、『リーダーや部長など、責任のある立場についていなかったからエピソードに自信がない』、『サポート役のような立場であまり目立った実績がない』などです。
確かに、チームの中心人物として、強烈なリーダーシップを発揮してきたという経験があれば、エピソードとして強いかも知れませんが、実際の職場では全員がリーダーというわけではありませんし、組織には様々な役割が存在します。
もし、リーダーなど人をまとめる側の経験がない方は、『リーダーが優れている、評価をされる』という感覚は一旦は捨ててしまってください。
大切なことはどの役割についていたかの話ではなく、チームが最も良い状態にするために、貴方自身が担っていた役割をどのような考えと姿勢で全うしてきたのかをしっかり考えていきましょう!
『周りを巻き込んだ経験/周囲や人を巻き込む力』は、重要なのは一緒に仕事をする楽しみを共有することです。色々な価値観や考え方、能力やスキルを持った人と建設的な関係を築くことが出来るかが求められます。
ここまで記事を読んで頂いた方の中でも、自分自身の経験に自信がなく、アピールに繋がらないと思う方もいらっしゃるでしょうね…。
人を巻き込んだり、リーダーのような立ち位置につくことに苦手意思がある人は、それを短所ととらえる必要はありません、表現の仕方を工夫して、言い換えていけば良いのです。
参考までに、過去に、『就プラ』へ相談に来た学生さんのエピソードを例に出し、アピールのコツをお教えします。以下が、相談に来た学生さんが自信なさそうに話をしてくれた内容です。
チーム内でのエピソード
その学生さんは、『バイトリーダー』をしていたと嘘をついても大丈夫かと、不安そうに確認してきたのですが、そんな必要はないとお伝えしました。
その上で、アピールのポイントを以下のように考えてもらうようにしました。
ポイント
最後に、上記の経験を周囲を巻き込んだ経験としていきましょう。
今回は、小さなことの積み重ねで、店舗の雰囲気や働き方が変わったというエピソードとしています。
そんなに難しいことはしていなくても、表現の仕方一つで伝わるものが出来るはずです!
ポイント